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Channel: 一瞬に永遠が刻まれて
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「梅小路蒸気機関車館」改め「京都鉄道博物館」へ

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今年4月29日にグランドオープンした「京都鉄道博物館」。
同じ場所に存在した「梅小路城機関車館」を現代風にリメイクしたようなここは、西日本エリアで活躍した車両が中心に収蔵され、間近に見学することができます。

私は先日9/16(金)のことになりますが、用事の間に立ち寄ることができました。
滞在できたのはわずかな時間で、見れたのはほんの少しですが展示車をご紹介。

エントランスから入った先のプロムナードにいるのは「新幹線0系」「クハ86形電車」「C62形蒸気機関車」。
どれもピカピカな姿で待っていますが、私は初見だったクハ86に目が行ったかな。




新幹線0系の普通車とグリーン車。
0系の登場当初の席ですと「小さな転換クロスと大きなリクライニングシート」、「グレーな色使いと黄金色の色使い」と、ものすごく格差があるように見えます。
現代の新幹線は、普通車でもリクライニングやコンセントが当たり前なので、初代新幹線からの客室の進化もすごいなと。




0系の美しくディスプレイされた模型と、0系に活かされた既存車両技術の解説。説明よりかは模型の綺麗さに目が行っていました。


0系はもちろん先頭車も目の前で眺められます。
京都鉄道博物館ではH1編成とH2編成を名乗る2つの先頭車がいて、H2編成の方では運転台が開放されています。


0系の瞳はまっすぐに前を見つめて…可愛い0系のライトの内部は意外とメカメカしている印象です。


H2編成から後ろを向くと、また前にはH2編成の顔が…ガラスへの映り込みでしたが、あまりに綺麗だったもので思わず目を取られていました。


500系W1編成とは引退後に博総車で留置されていた時以来の対面…ピカピカになってくれてましたねぇ。
現役自体の時は、旧街道歩きをしていた時は「乗り」に、引退間際の時は「撮り」に、とかなりお世話になっただけに感慨がありました。


500系W1編成の隣には581-35と489-1が往年の姿を復刻したうえで展示されています。
国鉄時代の花形の並びは、当時を知らずともわくわくするものがあります。


500系と583系の並び。左に見える名列車のヘッドマークがいいワンポイントになっているように思います。


500系、583系、485系の3並び。上手く撮るのは難しいな、と思いながら…


新幹線100系の元K54編成、122-5003。これまた「乗りに」「撮りに」お世話になった編成なので、いつでも会えるようになったのは嬉しい限り。
100系の世代になると、外観に今の新幹線らしさが出てきますね。(技術的には0系の延長線上と旧世代なんですが)。


JR京都線寄りの屋外には、数多の名列車を先導し続けたEF58 150とEF81 103が収蔵されています。
目の前の腕木式信号もまたいいアクセント。(この2機が腕木式信号のお世話になったかは分からないんですが)


…じっくり見て回るには、時間が全然足りませんでした。
また、行きます。

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